日本陸連は20日、東京都内で世界選手権(8月・ロンドン)に出場する競歩代表男女7人を発表した。

 男子50キロはリオデジャネイロ五輪銅メダリストの荒井広宙(28=自衛隊)、小林快(24=ビックカメラ)、丸尾知司(26=愛知製鋼)。同20キロは松永大介(22=富士通)、高橋英輝(24=富士通)、藤沢勇(29=ALSOK)のリオ五輪代表が選出された。女子20キロは岡田久美子(25=ビックカメラ)が決まった。

 会見した荒井は「競歩は日本がメダルをとれる種目になった。チーム全員で力を合わせて、1つでも多くのメダルを持ち帰りたい」と宣言。今月に入って50キロ競歩が東京五輪の種目から除外されるピンチもあったが、存続が決まり「ホッとしている。東京があることで、モチベーションも上がっている」と話していた。