男子800メートル(車いすT54)決勝を鈴木朋樹(22=トヨタ自動車)が1分37秒17で制した。

 昨年のリオデジャネイロ・パラリンピック代表を逃したことで、今年を「悔しさを晴らす1年」と位置づけ、スプリント力、体力強化に力を入れてきた。その成果を示すようにスタート直後から先頭に立ち、後続をけん制しながら最後の直線で温存したスプリントを爆発させての快勝だった。すでに世界選手権(7月14日開幕、ロンドン)代表も決定しており、「出るからには上位を目指したい」とメダル獲得を誓った。