過去2回連続で関東学生連合のメンバーに入ったものの、本戦に出場できなかった東京大の近藤秀一(3年)は、全体20位の59分54秒でゴールした。

 「今まで2年間、経験してきて1番、経験値が高いと思う。箱根を走ることが出来るかとか、今後の流れは分からないので、気を抜かずにしっかり力を付けて、選考がどうじゃなく、実力で走り、三度目の正直で成長した姿を示していければいい」と力を込めた。

 15、16年は4区、8区の付き添いをしたという。本大会出場がかなった場合、どこの区間を走りたいかと聞かれると「1区です」と明言。その上で「これが4年生の引退の試合で(その後は)自分が主将をやっていくので、学生連合で走らせてもらっても、チームに還元しないと意味がない。東大としても意地だったり、大学として箱根駅伝出場につなげていくんだと、気概を示せたらいい」と東大陸上部の強化にも意欲を見せた。