神奈川大が連覇した97年以来、20年ぶり3度目の優勝を果たした。出雲駅伝との2冠を目指した東海大は2位、連覇を狙った青学大は3位にそれぞれ敗れた。

 神奈川大は序盤から上位をキープ。1区の山藤篤司(3年=愛知)が4位でつなぐと、2区大塚倭(4年=洛南)も好走し、3位に浮上した。その後4位まで後退したが、5区の越川堅太(2年=東京実)が2位に押し上げる走り。東海大と17秒差の2位でたすきを受けた最終8区のエース鈴木健吾(4年=宇和島東)が、3キロ地点で先頭に立つと、東海大・川端とトップ争いを繰り広げ、中盤からはリードを広げて逃げ切った。