フィギュアスケート女子の青木祐奈(24=日本建物管財)が3日、横浜市内で神奈川スポーツ賞の贈呈式に出席した。昨季の4大陸選手権優勝が認められての受賞に「とても光栄ですし、自分も神奈川県が地元で思い入れが強い場所ですので、その場所で賞を受けることができてうれしいです」と喜びを語った。

横浜市で育ち、スケートも地元で始めた。4大陸選手権を制した瞬間は「夢のような感覚」だったが、時間とともに実感が湧いてきたという。「本当にこれまで頑張ってきたことが報われたひとつの瞬間だったかなと思います」。積み重ねてきた努力への確信が、競技を続ける自信になっている。

10月のグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は、ショートプログラム(SP)首位から総合4位。「表現の部分で自分がやってきたことをしっかり評価していただけるようになった」と手応えを得た一方、フリーには悔しさが残った。「落ち着きみたいなものが演技中にしっかり保てていれば、もう少し結果としては変わっていたのかな」と課題も挙げた。

大会後は体調を崩し、練習を休んで横浜の実家で休養していたことを明かした。少しずつ回復する中、友人と会って気分転換も図ったという。「体は少し休めて、頭で考えながらやっています」と次の舞台へ準備を進めている。

次戦はGPシリーズ第6戦NHK杯(11月27~29日、京王アリーナTOKYO)。自国開催の大舞台で目指すのは「しっかり自分の納得する演技」だ。「お客さんを楽しませられるような、見ている方に何か感動を与えられるようなスケーティングができたら」と思いを込めた。【栗林真菜】