陸上男子走り幅跳びの15年世界選手権代表・菅井洋平(32)が7日、現役を引退した。所属するミズノが発表した、今後は同社の社員として社業に専念するという。

 菅井は「今シーズンをもちまして現役選手を引退することになりました。これまでの競技生活を支えて支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。競技人生での目標であったオリンピック出場と日本記録の更新は達成できませんしたが、皆様の支えにより充実した競技生活を送ることができました。陸上競技を通じて学び、経験した多くのことは私にとって一生の財産です」とコメントした。

 日本歴代3位となる8メートル18の自己記録を持つ菅井は、15年世界選手権の予選7メートル92で全体16位。日本選手権は4度(08、10、11、15年)制覇した。