初マラソンの松田瑞生（２２＝ダイハツ）が２時間２２分４４秒（速報値）で優勝、２０２０年東京オリンピックの代表２枠を決めるマラソン・グランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ、２０１９年９月以降）への出場権を獲得した。
- ２時間２２分４４秒で優勝した松田瑞生はガッツポーズ（撮影・清水貴仁）
◆順位
（１）松田瑞生 ２時間２２分４４秒
（２）前田穂南 ２時間２３分４８秒
（３）安藤友香 ２時間２７分３７秒
（４）シェール ２時間２９分２９秒
（５）吉田香織 ２時間２９分５３秒
（６）小崎まり ２時間３０分０３秒
（７）テハダ ２時間３０分４４秒
（８）水口瞳 ２時間３３分１０秒
※ＭＧＣ出場権は日本人３位以内で２時間２８分以内、４～６位は同２７分以内
◆ゴール 初マラソンの松田瑞生が見事な優勝！ タイムは速報値で２時間２２分４４秒。ＭＧＣ出場権を獲得。２位は前田穂南で２時間２３分４８秒。３位は安藤友香で２時間２７分３７秒でＭＧＣ出場権を獲得した
◆４０・０キロ 松田瑞生が２時間１５分１７秒（２時間２２分４０秒台ペース）で通過。
◆３８・０キロ 雪が舞う中を松田瑞生が力走、ゴールを目指す
◆３７・０キロ 独走の松田瑞生が沿道で声援を送る母親に小さくガッツポーズ。
◆３５・０キロ １時間５８分２５秒で１位松田瑞生が通過。２７秒遅れて２位前田穂南。
◆３４・０キロ 松田瑞生が前田穂南を離し独走状態に。
◆３２・０キロ 松田瑞生が腕を振り力強い走りで坂道を登る。前田穂南を突き放しにかかった。
◆３０・８キロ 松田瑞生が前田穂南を捉え首位逆転！
◆３０・０キロ １時間４２分１秒。１位前田穂南を２位松田瑞生が猛追。その差はわずか１０メートル。
◆２８・０キロ 安藤が遅れ始めた。２位松田との差は約５０メートル。
◆２７・０キロ 前田穂南はペースを上げトップ。２位松田、やや遅れて３位安藤。
◆２６・０キロ スパートした前田穂南と安藤、松田の差が４０メートル以上になる。
◆２５・０キロ １時間２５分２１秒。ここで前田穂南がスパート！ ２人を引き離し始めた。
◆道頓堀・折り返し地点 １時間１６分２０秒。優勝争いは安藤友香、松田瑞生、前田穂南の日本人３人に。
◆中間点 １時間１１分５９秒。先頭集団は安藤友香、松田瑞生、前田穂南。ゲブレセラシエがお腹を押さえ遅れ始めた。
◆２０・５キロ ジェプトゥーが足を痛め止まってしまう。このままリタイアか。
◆１８・５キロ 安藤友香が給水失敗も松田瑞生がスペシャルドリンクを手渡す。ドラマ「陸王」のようなシーンが再現された。
◆１６・５キロ 先頭集団から吉田香織とテハダが遅れ始めた。
◆１５・０キロ ５１分５４秒。先頭集団は７人。
◆１４・０キロ 先頭集団はペースメーカーのほか、安藤友香、松田瑞生、前田穂南、ジェプトゥー、ゲブレセラシエ、テハダ、吉田香織
◆１２・０キロ 先頭集団が一気に７人程度まで減る
◆１０・０キロ ３４分１０秒。２時間２４分台ペース。先頭集団から宮内洋子が遅れはじめ１４人に。
◆５・０キロ １７分５秒。先頭集団は１５人。
◆３・２キロ 先頭集団から４２歳の小崎まりが後退。集団は１５人に。
◆１・０キロ 最初の１キロは３分２７秒。
◆スタート地点 午後０時１０分、一斉にスタート。気温５度、無風。安藤友香がペースメーカーをピタリとマーク。
- 競技場からスタートする選手たち（撮影・清水貴仁）
- 競技場からスタートする選手たち、１番安藤友香、１０番前田穂南、１４番松田瑞生（撮影・清水貴仁）
- 競技場からスタートする１０番前田穂南（撮影・清水貴仁）
- 競技場からスタートする１４番松田瑞生（撮影・清水貴仁）
- 競技場からスタートする１番安藤友香（撮影・清水貴仁）
- 力走する左から松田瑞生、前田穂南ら先頭集団（撮影・渦原淳）
- ２時間２２分４４秒で優勝した松田瑞生（撮影・清水貴仁）
◆順位
※（１）松田瑞生 ２時間２２分４４秒
※（２）前田穂南 ２時間２３分４８秒
※（３）安藤友香 ２時間２７分３７秒
※（４）シェール ２時間２９分２９秒
※（５）吉田香織 ２時間２９分５３秒
※（６）小崎まり ２時間３０分０３秒
※（７）テハダ ２時間３０分４４秒
（８）水口瞳 ２時間３３分１０秒
※（９）古瀬麻美 ２時間３３分５８秒
（10）池満綾乃 ２時間３６分１８秒
（11）野村沙世 ２時間３６分５２秒
（12）アトキンス ２時間３６分５７秒
※（13）トルザスカルスカ ２時間３７分１８秒
（14）下山かなえ ２時間３８分５０秒
（15）坂本喜子 ２時間３９分１５秒
（16）高田晴奈 ２時間３９分２０秒
（17）内山真由美 ２時間３９分４２秒
（18）猪原千佳 ２時間３９分５７秒
（19）林和佳奈 ２時間４０分５８秒
（20）宮内宏子 ２時間４１分１２秒
※ ジェプトゥー 途中棄権
※ ロビ 途中棄権
※ ゲブレセラシエ 途中棄権
※ 岩出玲亜 欠場
※ 石井寿美 欠場
※は招待選手
◆招待選手
１ 安藤友香（２３＝スズキ浜松ＡＣ）
２：２１：３６※１７年名古屋ウィメンズ２位
２ 小崎まり（４２＝ノーリツ）
２：２３：３０※０３年大阪国際女子５位
３ 岩出玲亜（２３＝ドーム）→負傷欠場
２：２４：３８※１６年名古屋５位
４ ユーニス・ジェプトゥー（３４＝ケニア）
２：２６：１３※１７年アイントホーフェン１位
５ フェイサ・ロビ（２２＝エチオピア）
２：２７：０４※１７年バルセロナ３位
６ 石井寿美（２２＝ヤマダ電機）→負傷欠場
２：２７：３５※１７年名古屋５位
７ アニャ・シェール（３１＝ドイツ）
２：２７：５０※１７年ハンブルク３位
８ グラディス・テハダ（３２＝ペルー）
２：２８：１２※１５年ロッテルダム２位
９ 吉田香織（３６＝ＴＥＡＭ Ｒ×Ｌ）
２：２８：２４※１７年名古屋７位
１０前田穂南（２１＝天満屋）
２：２８：４８※１７年北海道１位
１１イザベラ・トルザスカルスカ（３０＝ポーランド）
２：２９：５６※１７年ワルシャワ２位
１２古瀬麻美（２９＝京セラ）
２：３０：４４※１７年大阪国際女子９位
１３ゴティトム・ゲブレセラシエ（２３＝エチオピア）
３１：１４※１６年ヘンゲロー１万ｍ１０位
１４松田瑞生（２２＝ダイハツ）
３１：３９※１７年日本陸上選手権１万ｍ１位
◆ネクストヒロイン選手
３１池満綾乃（２６＝鹿児島銀行）
１：１１：３６※１６年山陽女子ロードハーフ
３２棚池穂乃香（２０＝京都産業大）
１：１２：２０※１７年日本学生女子ハーフ
３３水口瞳（２１＝大阪学院大）
１：１３：２５※１７年大阪ハーフ
３４大樽瑞葉（２１＝神戸学院大）
２：４０：４１※１７年神戸
３５林和佳奈（２２＝大阪学院大）
２：４２：０５※１７年大阪国際女子
３６白石莉理（２２＝大阪芸術大）
２：４３：１９※１７年東京
３７田中真愛（２１＝日本体育大）
３５：１６※１６年関東学連１万ｍ記録挑戦会
◆グランドチャンピオンシップ（ＧＣ） ２０１９年９月以降に開催予定の２０年東京五輪マラソン代表選考会の名称。ＧＣで男女各２人を選ぶ。１７年夏から１９年春までに行われる国内指定大会「ＧＣシリーズ」で、日本陸連が各大会に定めた順位とタイムの条件を満たした選手はＧＣ出場権を獲得する。女子は北海道、さいたま国際、大阪国際、名古屋ウィメンズがＧＣシリーズに指定されている。
