大阪代表の社会人ランナーが1度、間違えて岩手代表の中学生からたすきを受け取ってしまうハプニングが発生した。

異例の事態が起こったのは第6中継所。アンカーへのたすきリレー。区間5位の好走を見せた岩手6区の鈴木健真(見前中3年)が駆け込んできた。すると岩手7区高橋尚弥(25=安川電機)だけでなく、大阪7区の小松巧弥(24=NTT西日本)も一緒に走りだした。2人で同時にたすきを手にする格好になった。

約10メートル進み、小松は間違いに気が付いた。中継所まで急いで戻り、やってきた大阪6区の白川陽大(枚方第一中3年)から無事たすきを受け取って、再び走りだした。所定の位置まで戻ったため失格はなし。なお小松は区間6位の好走だった。

たしかに両県ともユニホームはズボンが赤、上半身も前面、背面は青が基調で、側面は赤。見間違えてもおかしくないほどそっくりだった。

大阪は15位。岩手は19位だった。