日本陸連は13日、アジア選手権(4月21~24日、ドーハ)に出場する男子36人、女子31人の代表選手を発表した。
男子の100メートルには山県亮太(26=セイコー)、桐生祥秀(23=日本生命)、200メートルには小池祐貴(23=住友電工)、飯塚翔太(27=ミズノ)が名を連ねた。2日に走り高跳びで、2メートル35センチをマークし、日本記録を13年ぶりに更新した戸辺直人(26=つくばTP)も出場する。
女子は100メートルに福島千里(30=セイコー)、ロンドン五輪1万メートル代表で、昨年に約5年ぶりとなる現役復帰を果たした新谷仁美(30=ナイキTOKYOTC)らが選ばれた。
男子1600、女子400、1600メートルリレー代表は4月上旬に発表される予定。世界リレー大会と、セイコー・ゴールデングランプリ大阪と、5月に国内で2週連続となるレースを予定する男子400メートルリレーは、アジア選手権は出場を回避する。
会場のドーハは今秋の世界選手権と同じ舞台。アジア選手権で優勝すれば、世界選手権の参加標準記録を満たしたことと選考上、同じとなる。また世界選手権代表の国内選考を勝ち抜く上で、極めて重要な世界ランキング制度においても、アジア選手権は高ポイントを獲得できる。
代表67選手の一覧は以下の通り。(現在の所属先)
★男子
【100メートル】
・山県亮太(セイコー)
・桐生祥秀(日本生命)
【200メートル】
・小池祐貴(住友電工)
・飯塚翔太(ミズノ)
【400メートル】
・ウォルシュ・ジュリアン(東洋大)
【800メートル】
・川元奨(スズキ浜松AC)
・村島匠(福井県スポーツ協会)
【1500メートル】
・館沢亨次(東海大)
・田母神一喜(中大)
【5000メートル】
・服部弾馬(トーエネック)
・松枝博輝(富士通)
【1万メートル】
・鎧坂哲哉(旭化成)
・阿部弘輝(明大)
【110メートル障害】
・高山峻野(ゼンリン)
・金井大旺(ミズノ)
【400メートル障害】
・安部孝駿(デサント)
・岸本鷹幸(富士通)
【3000メートル障害】
・塩尻和也(順大)
・山口浩勢(愛三工業)
【走り高跳び】
・戸辺直人(つくばTP)
・衛藤昂(味の素AGF)
【男子棒高跳び】
・山本聖途(トヨタ自動車)
・江島雅紀(日大)
【男子走り幅跳び】
・橋岡優輝(日大)
・城山正太郎(ゼンリン)
【三段跳び】
・山下航平(ANA)
・山本凌雅(JAL)
【砲丸投げ】
・中村太地(ミズノ)
【円盤投げ】
・湯上剛輝(トヨタ自動車)
・米沢茂友樹(オリコ)
【ハンマー投げ】
・墨訓熙(小林クリエイト)
・木村友大(九州共立大)
【やり投げ】
・新井涼平(スズキ浜松AC)
・小南拓人(筑波銀行)
【10種競技】
・右代啓祐(国士舘ク)
・中村明彦(スズキ浜松AC)
★女子
【100メートル】
・福島千里(セイコー)
【800メートル】
・北村夢(エディオン)
・塩見綾乃(立命大)
【1500メートル】
・卜部蘭(ナイキTOKYOTC)
・陣内綾子(九電工)
【5000メートル】
・田中希実(ND28AC)
・高松智美ムセンビ(名城大)
【1万メートル】
・堀優花(パナソニック)
・新谷仁美(ナイキTOKYOTC)
【100メートル障害】
・木村文子(エディオン)
・青木益未(七十七銀行)
【400メートル障害】
・宇都宮絵莉(長谷川体育施設)
・青木沙弥佳(東邦銀行)
【3000メートル障害】
・石沢ゆかり(エディオン)
・藪田裕衣(大塚製薬)
【走り高跳び】
・仲野春花(早大)
・津田シェリアイ(東大阪大)
【棒高跳び】
・南部珠璃(中京大)
・田中伶奈(香川・観音寺第一高)
【走り幅跳び】
・高良彩花(兵庫・園田学園高)
・中野瞳(和食山口)
【三段跳び】
・宮坂楓(ニッパツ)
【砲丸投げ】
・郡菜々佳(九州共立大)
・太田亜矢(福岡大ク)
【円盤投げ】
・郡菜々佳(九州共立大)
・斎藤真希(山形・鶴岡工業高)
【ハンマー投げ】
・勝山眸美(オリコ)
・渡辺茜(丸和運輸機関)
【やり投げ】
・斉藤真理菜(スズキ浜松AC)
・宮下梨沙(大体大TC)
【7種競技】
・山崎有紀(スズキ浜松AC)
・ヘンプヒル恵(中大)