青山学院時代に15年の箱根駅伝で5区区間新記録を樹立した『山の神』と呼ばれた神野大地(26=セルソース)は17位に終わった。

スタートから設楽が独走するレース展開の中、第2集団で積極的に先頭に出て仕掛けたが、中盤以降は失速した。東京五輪を目指すために、実業団を辞めてプロになって準備してきた。

今回のレースでは結果は出なかったが「力は出し切ったので結果は受け入れたい。力及ばなかったけど、何もできなかったわけじゃない。悔しいけど、また次の目標を見つけてやっていきたい。今回の選考レースも難なくクリアしていくような強い選手にならないと世界で勝負できない。まだまだ自分の力不足。もっと上を目指して力をつけていく必要がある」と、今回の結果も次へ糧にする決意だ。