全日本実業団対抗女子駅伝の号砲を翌日に控えた23日、仙台市内で会見があった。史上4チーム目の3連覇を狙うパナソニックの安養寺俊隆監督(54)は「令和初の女王を勝ち取ることを目標にしたい」と抱負を述べた。

中心選手の森田詩織(24)を故障で欠く布陣も、指揮官はチームの底上げに自信を示す。個人にも自覚が芽生え「6人全員がエースの駅伝をする」と話す。

今年も1日2500カロリーを目安とする「食べて勝つ」スタイルは変わらず。昨夏のジャカルタ・アジア大会の女子5000メートル代表で3区を走る堀優花(23)は「今年もチーム全員が食べる」と言い「状態はいい。3連覇に貢献できる走りができたら」と力を込めた。