陸上の世界選手権で女子20キロ競歩6位の岡田久美子(28=ビックカメラ)が日本選手権を翌日に控えた15日、神戸市内で行われた有力選手会見に登壇した。

今大会で6連覇を達成すれば、20年東京オリンピック(五輪)の代表に内定する岡田は「優勝して代表を内定させることを第一に考えて歩きたい」と意気込んだ。

東京五輪では世界選手権以上の結果を残すべく、スピード強化に重点を置いてきた。肉体改造にも着手。昨年12月には1万メートル競歩で42分51秒82の日本記録を樹立した。「それも自信になった」と言う。

オリンピックはやはり特別な舞台。しかも、今回は自国開催。思いは格別だ。「東京五輪があるからやってこられた。集大成という気持ち。夢の実現の第1歩になれるように頑張りたい」と話した。