昨夏の全国高校総体で男子100メートル、同200メートルの2冠を達成した築館・鵜沢飛羽(3年)が、同100メートルに出場した。決勝は大学、社会人を相手に10秒51(追い風0・3メートル)をマークし、大会2連覇に輝いた。

予選は向かい風2・4メートルの悪条件ながらも、10秒61で全体1位通過。決勝は今季初の追い風レースだったが、「(風が)向かってくる気持ちがした。体が重かったのもあるかもしれないですが、実力不足です」と、10月に開幕する日本選手権参加標準記録(10秒40)を突破できず、無念さをにじませた。今日23日は200メートルに出場し「(標準記録を)切る気持ちは変わらない。頑張ります」と、巻き返しを誓っていた。