陸上の女子マラソンで7月の世界選手権代表の松田瑞生(27=ダイハツ)が18日にSNSを更新し、結婚を報告した。

「私事ではございますが9月18日の今日、一般の方と入籍致しました。

これから先、どんな事があっても2人で支え合いながら幸せな家庭を築いていきたいと思います。

私の競技生活を理解し、第一線で競技を続けると言う願いを受け入れてくれた旦那さんには感謝しています。

競技者でいる間は『松田瑞生』で走り続けます。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

ダイハツ陸上競技部  松田瑞生」

お相手が一般男性で、競技を続けることも伝えた。

松田は新型コロナウイルスの感染などの影響で、日本女子唯一の出場となった世界選手権では2時間23分49秒の9位。入賞まで15秒差、日本勢では世界陸上で過去最高のタイムだったが、「悔しいです。期待に応える走りができず本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」、「また世界の舞台に戻って結果を出したい」と話していた。

◆松田瑞生(まつだ・みずき) 1995年(平7)5月31日、大阪市生まれ。大和川中ではバスケットボール部主将だった姉友里さんにお願いされ、同部に入る。姉が卒業した中2から陸上を始める。大阪薫英女学院高時代は3年連続で全国高校駅伝に出場。14年ダイハツに入社。当初は1万メートルがメインで17年ロンドン世界選手権19位。18年大阪国際女子で初マラソン初優勝を飾った。158センチ。