3区(21・4キロ、戸塚~平塚)はトップでタスキを受けた中大の中野翔太(3年)が、3秒差で続いた2位駒大の篠原倖太朗(2年)、同3位青学大の横田俊吾(4年)をすぐに引き離し、5キロ地点で7秒差をつけた。

トップと1分24秒差の6位でタスキを受けた出雲、全日本2位の国学院大の山本歩夢(2年)が3・6キロすぎに、4位山梨学院大の村上大樹(2年)と5位創価大の山森龍暁(3年)を一気に抜き去り、単独4位に浮上した。

一方、トップと1分49秒差の9位でタスキを受けた前回2位の順大のエース伊予田達弥(4年)も後方から猛然と追い上げて、5キロすぎに国士舘大、法大を抜き、8・7キロ地点で山梨学院大、創価大をかわして4人抜きで1度は5番手まで順位を上げたが、終盤に8位まで順位を下げ、14位でタスキを受けた早大の井川龍人(4年)が、9人抜きの快走をみせて5位までジャンプアップした。

トップを走る中大の中野は、2位を並走していた駒大の篠原、青学大の横田との差を少しずつ広げて、14・4キロの茅ケ崎のポイントでは17秒差をつけた。

18キロ手前で駒大の篠原がスパート。ずっと2位を並走してきた青学大の横田を引き離して単独2位となりトップを猛追した。

平塚中継所で中大の中野がトップをキープして1位でタスキをつなぎ、トップと9秒差で2位駒大の篠原、同36秒差で3位青学大の横田。4位が国学院大の山本、5位に早大の井川が続いた。

区間賞は1時間1分50秒で中大の中野が獲得。「(2区の)吉居が区間賞と聞いて、自分もと思っていた。自分も4区、5区に楽に走ってもらえるように区間賞取れてよかった。(優勝候補の駒大と青学大が後ろにいて)プレッシャーは感じていたが、しっかり自分の走りができればいけるかなと思った」とコメントした。

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