女子800メートル日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高3年)が、ついに世界大会に初めて臨む。今日午後8時14分開始予定の予選3組に登場。3レーンで出走する。
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久保の種目、800メートルは「陸上の格闘技」とも呼ばれる。
400メートルのトラックを2周、短距離のスピードと長距離の持久力を兼ねた選手しか活躍できない。
最初の100メートルはそれぞれのレーンを走り、その後はオープンとなる。
バックストレートを終えた先にあるコーナーに向かって、激しい位置取りが繰り広げられる。
選手同士で腕や足がぶつかるのは、当たり前という種目だ。
そして、日本にとっては伝説の種目でもある。
オリンピックで日本女子初のメダリストとなった人見絹枝の名前が燦然(さんぜん)と輝く。
1928年アムステルダム五輪で銀メダルを獲得。
その後、日本勢は五輪、世界選手権を通じて、1人も予選を突破できていない。
久保は、世界大会では人見絹枝以来、97年ぶりの予選突破を狙う。

