世界選手権2大会連続代表の佐藤早也伽(31=積水化学)が、2時間21分54秒で連覇したチェプキルイ(35=ケニア)からわずか2秒差の日本人トップ2位でゴールした。初優勝はならなかったが前回大会に続いて、2大会連続で日本勢1位となった。「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権は佐藤、加世田梨花(27=ダイハツ)、大森菜月(31=ダイハツ)、プロランナーの信櫻空(23=横浜市陸協)、五島莉乃(28=資生堂)、村上愛華(25=東京メトロ)が手にした。

全体2位の日本選手トップでゴールしタイムボード横で写真に納まる佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
全体2位の日本選手トップでゴールしタイムボード横で写真に納まる佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
全体2位でゴールした佐藤早也伽(左)とハグを交わす1位のシェイラ・チェプキルイ(撮影・森本幸一)
全体2位でゴールした佐藤早也伽(左)とハグを交わす1位のシェイラ・チェプキルイ(撮影・森本幸一)

■■ 最終順位(タイムは速報値) ■■

(1)チュプキルイ  2時間21分54秒

(2)佐藤 早也伽  2時間21分56秒

(3)デスタ     2時間22分37秒

(4)加世田 梨花  2時間22分53秒

(5)大森 菜月   2時間23分45秒

(6)信櫻 空    2時間24分34秒

(7)五島 莉乃   2時間24分44秒

(8)グレグソン   2時間25分06秒

(9)村上 愛華   2時間25分07秒

(10)髙橋 優菜   2時間25分58秒


※青文字はMGC出場権獲得


1位でゴールするシェイラ・チェプキルイ(右)左は2位の佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
1位でゴールするシェイラ・チェプキルイ(右)左は2位の佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
全体2位でゴールする佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
全体2位でゴールする佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
全体2位でゴールする佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
全体2位でゴールする佐藤早也伽(撮影・森本幸一)
優勝しタイムボード横で写真に納まるシェイラ・チェプキルイ(撮影・森本幸一)
優勝しタイムボード横で写真に納まるシェイラ・チェプキルイ(撮影・森本幸一)

◆レース経過  ※タイムは速報値

◆スタート 午前9時10分に号砲。晴れ、気温5・9度、湿度34%、北北西の風5メートル。十数人の先頭集団前方に前田穂南ら。ペースメーカーの田中希実がけん引

スタートする参加選手たち(撮影・森本幸一)
スタートする参加選手たち(撮影・森本幸一)
ペースメーカーを務める田中希実(撮影・森本幸一)
ペースメーカーを務める田中希実(撮影・森本幸一)
ペースメーカーを務める田中希実(右)(撮影・森本幸一)
ペースメーカーを務める田中希実(右)(撮影・森本幸一)

◆1キロ 3分17秒で通過

◆2キロ この1キロは3分18秒

◆3キロ この1キロは3分20秒。先頭集団は安藤友香、前田穂南、大森菜月、鈴木亜由子、五島莉乃、樺沢和佳奈、加世田梨花、佐藤早也伽、デスタ、チェプキルイ、チュンバの11人

◆4キロ この1キロは3分18秒

◆5キロ 16分34秒、ほぼ設定タイムで通過。給水で混乱なし

◆7キロ 11人の集団は変わらず、いいペースを刻む

◆8キロ 新瑞橋を右折し折り返しへ。鈴木が遅れ始める

◆10キロ チェプキルイ、樺沢を先頭に10人の集団が33分10秒で通過。鈴木は苦しそうな表情で20秒遅れる、後方の集団と27秒差に

◆11・5キロ 鈴木は第2集団に吸収、最後方に食らいつく

◆12キロ 安藤が遅れ先頭集団は9人に

◆14キロ 安藤が第2集団に吸収される。鈴木は第2集団からも遅れた

◆15キロ デスタ、チェプキルイを先頭にした9人の集団が50分11秒で通過。ペースメーカーの田中が外れる。安藤は第2集団からも遅れる

◆18キロ 集団前方に五島、佐藤は終始後方を走る

◆19キロ 前田、チュンバが先頭集団から遅れ始める。樺沢もやや離された

◆20キロ 1時間7分15秒で先頭集団6人が通過。4秒遅れで樺沢、前田は12秒遅れ。チュンバはリタイヤした

中間点 1時間10分51秒で通過。7秒遅れで樺沢、20秒遅れで前田が追う

◆23キロ 五島が先頭集団後方に下がる

◆24キロ 前田が第2集団に吸収される

◆25キロ チェプキルイ、加世田、デスタ、大森、五島、佐藤の先頭集団6人が1時間23分50秒で通過。ペースメーカーが外れる。39秒遅れで樺沢、前田は第2集団からも遅れた

◆26キロ 五島、佐藤が集団の前に

◆26・7キロ 佐藤が集団先頭に出る

◆27・6キロ チェプキルイ、デスタが集団先頭に。五島はやや遅れる

◆30キロ デスタ、チェプキルイ、加世田、大森、佐藤が1時間41分12秒で通過。6秒遅れで五島が続く

◆31キロ 大森が遅れ始める

◆33キロ チェプキルイ、デスタ、加世田、佐藤が激しい首位争い。大森は5秒以上離された

◆35キロ チェプキルイ、デスタ、佐藤、加世田が1時間57分54秒で通過。10秒遅れで大森が続く。フィニッシュ予想は2時間22分16秒

◆38キロ 先頭集団4人は変わらず、佐藤が苦しそうな表情

◆38・7キロ チェプキルイがスパートかと思われたが、一端スピードを落とす

◆39・2キロ 加世田が少し離された

◆40キロ 2時間14分58秒で佐藤とチェプキルイが通過。2秒遅れでデスタ、加世田は9秒差

◆41キロ チェプキルイが一歩前に、佐藤が食らいつく

◆フィニッシュ チェプキルイが2時間21分54秒で優勝。佐藤は2秒差の2時間21分56秒で日本人トップの2位となった


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名古屋ウィメンズマラソンに出場する、左から佐藤早也伽、前田穂南、鈴木亜由子、安藤友香
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陸上女子中長距離の田中希実(2025年9月撮影)
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前回大会

【名古屋ウィメンズ】世陸代表に名乗り!佐藤早也伽が2時間20分59秒で日本勢最高2位/詳細


◆招待選手◆


選手名年齢=所属、国籍タイム
シェイラ・チェプキルイ35=ケニア2時間17分29秒
アイナレム・デスタ22=エチオピア2時間17分37秒
前田穂南29=天満屋2時間18分59秒
ユニスチェビチー・チュンバ32=バーレーン2時間20分02秒
セリーチェピエゴ・カプチッチ40=クラフティア2時間20分03秒
佐藤早也伽31=積水化学2時間20分59秒
マヒダ・マーヨウフ36=スペイン2時間21分01秒
安藤友香31=しまむら2時間21分18秒
鈴木亜由子34=日本郵政グループ2時間21分33秒
10加世田梨花27=ダイハツ2時間21分55秒
11五島莉乃28=資生堂30分53秒31※
12樺沢和佳奈26=三井住友海上31分03秒14※

◆自己ベストの※は1万メートル


■コース図

【イラスト】名古屋ウィメンズマラソンコースマップ
【イラスト】名古屋ウィメンズマラソンコースマップ

◆女子マラソン日本歴代5傑◆


選手名タイムコース
1前田 穂南2時間18分59秒24年大阪国際
2野口みずき2時間19分12秒05年ベルリン
3新谷 仁美2時間19分24秒23年ヒューストン
4渋井 陽子2時間19分41秒04年ベルリン
5高橋 尚子2時間19分46秒01年ベルリン


◆女子マラソン世界歴代5傑


選手名出身タイムコース
1ルース・チェプンゲティッチケニア2時間09分56秒24年シカゴ
2ティグスト・アセファエチオピア2時間11分53秒23年ベルリン
3シファン・ハッサンオランダ2時間13分44秒23年シカゴ
4ジョイシリン・ジェプコスゲイケニア2時間14分00秒25年バレンシア
5ブリジット・コスゲイケニア2時間14分04秒19年シカゴ