9月の愛知・名古屋アジア大会へ向けたメディアサミットが19日、都内で行われ、陸上男子400メートル障害でU18世界記録保持者の後藤大樹(17=京都・洛南高)が持ち前の勝負強さを発揮する。
初のシニア日本代表として日の丸を背負う舞台に「楽しみな気持ちしかない。日の丸をつけても恥ずかしくない走りをしたい」と意気込んだ。6月の日本選手権では48秒09をマークし、史上初となる高校生での優勝を達成。再び同じ愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われる大舞台へ「日本記録や自己ベストを更新して、皆さんを驚かせるような記録を出したい」と力を込めた。
最大の武器は、本番で発揮される勝負強さだ。「練習では普通の選手ですが、試合モードになった時の動きの切れや変わり具合は、自分が一番長けている」と自信を示す。その強さは競技以外でも健在だ。前日18日に友人とボウリングを楽しんだ際には、6フレーム終了時点で48点と出遅れながら、終盤にスペアを連発して逆転勝ち。「ジュースをおごってもらいました。昔から試合が終わった後にご馳走を食べに行くのがかかった時の勝負強さがあります」と笑った。
アジア大会、来年の世界選手権、2年後のロサンゼルス五輪と続く大舞台を見据える17歳。「高校生のうちは勢いのまま、行けるところまで行きたい。限界を決めずに突き進んでいきたい」と飛躍を誓った。
アジア大会はアジア・オリンピック評議会(OCA)が主催。4年に1度行われ「アジア版オリンピック」とも呼ばれる。日本開催は1958年東京大会、94年広島大会に続き、32年ぶりとなる。

