大学3大駅伝の第2戦となる全日本大学駅伝が11月1日、愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮までの全8区間(106・8キロ)で行われる。10月31日に名古屋市内で前日会見が行われ、18年以来3度目の優勝を目指す青学大の原晋監督(59)が、「実は8人しか連れてきていない」と衝撃告白をした。補欠なしの8人によるギリギリのタスキリレー。関東勢最下位の11位だった出雲駅伝も補欠選手は帯同せず、全6区間を6人だけでつないだ。
1人でも体調不良やケガで欠ければ棄権となる背水の陣。出雲路に続く思い切った采配に隠された背景には来年1月の箱根4連覇を見据えた考えがある。指揮官は「各種大会を軽視しているわけではない」と前置きした後、「箱根駅伝には全員が100%で出たいと思っている。補欠で来て練習が抜け落ちると、(ピークが)箱根駅伝に合わなくなる」と説明した。
本来、リザーブには主将の中村海斗(4年)や箱根駅伝7区経験のある佐藤愛斗(3年)を登録しているが、当日変更はもちろんなし。恒例の作戦シリーズでは「やるぜ大作戦」を発令した。「もう、やるしかない。全日本大学駅伝から巻き返しを図り『やるじゃないか!強いな!』という印象を与えたい」と優勝を宣言した。【泉光太郎】

