<第91回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

 3年連続46回目出場の大東大は、2年連続10位でシード権を獲得した。

 鹿児島実高時代に駅伝日本一になった双子の市田兄弟を中心に上位進出を狙ったが、往路9位から順位を上げることはできなかった。5区で区間4位の好走を見せた弟の市田宏(4年)は「箱根は悔しい思いが強いが、重圧の中でみんながまとめてくれた」。卒業後は兄の孝(4年)と一緒に陸上競技の名門・旭化成入社が内定している。今大会注目の村山兄弟も同社が内定しているため、宏は「追っていける存在がいるのは自分たちにとっていい影響がある。2020年の東京五輪で2人でマラソンを走りたい」と話した。