清宮幸太郎

高校野球東・西東京大会の開会式で選手宣誓を行う早実・清宮主将

夏の東・西東京大会の開会式で、初の大役を務めた早実・清宮。「宣誓（一呼吸おいて）私たちは野球を愛しています」。100点の自己採点は野球愛をうたうことから始まった。1分15秒の締めは「野球の神様に愛されるように、全力で戦うことをここに誓います」。神宮に響き渡った。準備も全力プレーで進めた。「悩みました。言いたいことをまず並べて」と振り返った文言は、6月末からの試験前に完成。暗記は試験後の7月上旬に始め、「家でも、グラウンドでも言っていました」。声がかれないように、前日7日の練習は「荒らげないように。しっかり整えて」本番を迎えた。さすが準備万端の超ド級球児。最後の夏の幕が開いた。

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＜高校野球・2017年7月9日掲載＞