嶋田功

1976年第36回桜花賞をテイタニヤで制し、ファンの歓声に手を上げて応える嶋田功。オークスも勝ち2冠達成
1976年第36回桜花賞をテイタニヤで制し、ファンの歓声に手を上げて応える嶋田功。オークスも勝ち2冠達成

〝牝馬の嶋田〟には、いまだに語り継がれる「落馬事件」がある。1969年の日本ダービー、1番人気タカツバキに騎乗した嶋田功が何とスタート直後落馬した。テレビ中継のアナウンサーは「あああ~っ、タカツバキ落馬あ~」と絶叫、東京競馬場は騒然となった。優勝はダイシンボルガード。嶋田は地獄を見た。71年にも1番人気のダコタで17着惨敗。落馬から4年後、ハイセイコーの圧倒的人気で迎える第40回日本ダービー。9番人気のタケホープに騎乗、初のダービー制覇で雪辱と誓いを果たした。オークス3連覇を含む5勝はJRAの歴史に燦然(さんぜん)と輝く。牝馬でG1レースを11勝(安田記念含む)。そりゃ~牝馬に強いはず。元祖イケメン騎手ですから。(^o^)

<競馬・2009年5月26日掲載>