フランク・シナトラ
「内気なハリスン」「クワイエット・ビートル」「脇役」とか言われたこともあったが、ジョージがいなければ偉大なビートルズは存在しなかった。ジョージ・ハリスン。2001年11月29日、脳腫瘍のため亡くなった。58歳。レノン、マッカートニーを支えた〝末っ子〟。卓越したギターワーク、世界的にヒットした楽曲の数々、温厚で優しい人柄に「ビートルズで一番好き」というファンがたくさんいた。シタールを持ち込んだサウンドはエスニックな香りがした。最高傑作の1つ「サムシング」をフランク・シナトラが「最高のラブソング」と絶賛した。見舞いに訪れたポール、リンゴとは3人で号泣した。生きる願いはかなわず、力尽きた。(/_;)
<芸能・2001年12月1日掲載>