女子ゴルフの川岸史果(22=加賀電子)は3日、スタンレー・レディース(6日開幕)の公式練習を静岡・裾野市の東名CCで行い、「ティーショットをフェアウェイにきちんと乗せられれば、優勝争いも出来る」と2勝目への手応えをつかんだ。昨年は予選会で敗退した悔しさを払拭(ふっしょく)するべく、大会初の本戦に向けて気合十分だ。

 ティーショットが左にずれているのを修正課題に挙げ、「第2打以降はそんなに難しくないと感じたので、ティーショットの出来がカギになる」と自信を見せた。4日の公式練習では、ショットを中心に練習場で調整を行う予定だ。

 中学、高校時代に出場していたゴルフダイジェストジュニアカップなどで、コースには親しみがある。中学1年の8月には3位の成績も残していて「最高成績も3位で、いいイメージが残っている」。同コースでの大会は7度目だが、今年5月から6番のグリーンの形が変更され、去年のコースメモが使えなかったという。やや戸惑いつつ、「どこにピンポジションが来てもいいように…」と何度も確認を重ねた。

 3週前のマンシングウェア東海クラシック(8月9月15日~17日)で初優勝を挙げるも、7週連続出場となった、先週の日本女子オープンでは風邪で体調がすぐれず予選落ち。「私のサイクルは6週間なのかも」と笑い飛ばしていた。