新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は2日、国内ツアー第2戦明治安田生命レディース(13-15日、高知・土佐CC)の中止を発表した。開幕戦ダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)から2戦連続になる。

JLPGA、明治安田生命、横浜ゴムによる大会事務局は、政府が2月26日に「今後2週間程度のイベント自粛」、27日には「小中高校の休校」を要請したことで「政府の姿勢を重く受け止め、慎重に検討を重ね、我々にできる最大限の協力」として中止を決断したという。本番前の前夜祭、プロアマ戦も中止する。

ツアーは第3戦Tポイント×ENEOSトーナメント(同20日-22日、鹿児島高牧CC)第4戦アクサレディース(同27日-29日、宮崎・UMKCC)も中止、無観客開催を視野に検討を重ねている。

一方で正常化に向けては、他競技の状況も判断材料といえる。20日開幕予定のプロ野球、15日の試合まで延期を決めたJリーグ、19日開幕のセンバツ高校野球、無観客開催を決めた大相撲春場所(8日初日)などの動きも見て、中止→無観客開催→通常開催の流れを決める可能性がある。

▽今年から明治安田生命所属の勝みなみ ずっと楽しみにしておりましたが、何よりも今は1日でも早く収束することを心から願っております。今できることをしっかりと続けていきたい。