【巨人坂本勇人】中島氏、沢村氏、長野氏、そして菅野…仲間が支えるプロ20年目軌跡

巨人坂本勇人内野手(37)が、7月7日の阪神戦(東京ドーム)で阪神高橋遥人投手(30)から、走者一掃の逆転適時二塁打を放ち、チームを勝利に導きました。打率は1割台と苦しんでいますが、逆転サヨナラ3ランで通算300本塁打を達成するなど、ここぞの場面では勝負強さを発揮しています。ファンはもちろん、先輩、同学年、後輩の思いを背負いながら、その期待に応える姿が周囲の人たちの心を動かしています。

プロ野球

★主な内容

  • 代打コールで球場が沸く ホームもビジターも大歓声
  • 自主トレに集まった仲間たち 周りの人たちの思い
  • 菅野からのLINEメッセージ 気持ちを奮い立たせた言葉

◆坂本勇人(さかもと・はやと)1988年(昭63)12月14日、兵庫県伊丹市生まれ。青森・光星学院(現八戸学院光星)で06年春の甲子園に出場。同年高校生ドラフト1巡目で巨人入団。12年最多安打、16年首位打者、最高出塁率、19年リーグMVP。ベストナイン7度、ゴールデングラブ賞6度。昨季は62試合の出場で打率2割8厘、3本塁打、22打点。25年までプロ通算2272試合、2447安打、打率2割8分7厘、298本塁打、1060打点。今季通算300本塁打達成。186センチ、86キロ。右投げ右打ち。

巨人対阪神 7回裏巨人2死満塁、逆転の3点適時二塁打を放つ代打坂本勇人(撮影・江口和貴)=7月7日

巨人対阪神 7回裏巨人2死満塁、逆転の3点適時二塁打を放つ代打坂本勇人(撮影・江口和貴)=7月7日

「キセキ」が流れる中、高橋遥人から逆転二塁打

2点を追いかける7回2死満塁。「バッター、赤星に代わりまして、坂本」とコールされた瞬間、スタンドから割れんばかりの拍手と大歓声が起こった。GReeeeNの「キセキ」が流れ、東京ドームのボルテージが最高潮に盛り上がる中、阪神高橋の初球のツーシームを強振。左中間を破り、逆転の適時二塁打で左腕の連勝を止めた。

試合後、プロ初安打で勝利に貢献したルーキー知念大成外野手(26)の後に、お立ち台に上がった坂本は大きな歓声を全身に浴びながら「本当にね、前のバッターの知念が初ヒットを打って、執念のヒットだったので、何とかね、応えたいなと思って、打席に立ちました」と笑顔で話し、スタンドを沸かせた。

本文残り64% (1238文字/1933文字)

兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。