渋野日向子(21=サントリー)が、今季4戦目で初めて好スタートを切った。出だしから2ホール連続バーディーを奪うなど、4バーディー、2ボギーの70で回り、首位と4打差の2アンダーで19位。8月のAIG全英女子オープン後に練習を始めた、クロスハンドの握りのパットがさえ、今季7ラウンド目で初のアンダーパーをマークした。

渋野日向子の一問一答は以下の通り。

-今の率直な気持ちは

渋野 やっと今年アンダーが出たなと。ボギーは2つあったけど、パー5で3つもバーディー取れ、3パットを打たなかった。微妙な距離が入ってくれて今までとは違う。少しずつ良くなってきていると思う。

-スタートの緊張感は

渋野 最初のティーショットがどうなるか緊張したけど、まっすぐ飛んでくれた。(出だしの10番は)久しぶりに3つ(3打)とも自分のイメージ通りのショット、パットが打てた。

-バーディー発進できたことが大きかった

渋野 大きかったですね。最初にバーディーを取ってから、いろいろと頭を使いながら回っていた。

-米国では何を練習した

渋野 やっぱり攻めの気持ちを忘れていた。米国での2週間は、グリーンが速かろうが遅かろうがピンを狙う練習をして、振り切ることに気を付けていた。

-ラウンド中にあまりお菓子を食べていなかったが

渋野 持って来ていたんですけどね。嫌いな我慢のゴルフだったので、すごい集中してやっていたのかなと思います。お菓子に手を付ける余裕がなかった。