ミレニアム世代の古江彩佳(20)がプロ初優勝を飾った。プロ9年目でツアー未勝利の東浩子(28=加賀電子)とレギュラーラウンドの18番パー4でバーディーを奪い合い、通算15アンダーでプレーオフ(PO)に突入。18番でのPO1ホール目、フェアウエーから残り114ヤードの第2打をピッチングウエッジでピン20センチにつけるスーパーショットを決めてバーディーを奪取。バーディーパットを外した東を破った。

「本当にうれしいの一言です。今日は前半はプレーが楽しめたけど、後半はプロとしての初優勝を意識して、緊張して、体が動かなくなった。プレーオフは“攻めるだけ”という気持ちで臨みました」と喜びを語った。

古江は昨秋の富士通レディースでアマチュア優勝を飾り、プロ転向し、ツアー10戦目だった。