女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン開幕前日の30日、ミレニアム世代で直近大会デサント東海クラシック優勝の古江彩佳(20)が開催コースの福岡・ザ・クラシックGC(6761ヤード、パー72)で会見を行った。

現在64ホール連続ノーボギーで今大会第1ラウンドもボギーなしでしのげば、通算82ホール。申ジエが持つツアー記録81ホールを更新する。「すごいって言われる選手は、記録を残している選手だから、自分もそうなりたいという気持ちはあります。でも、意識はしたくない。この大会をどう頑張れるかだけを考えたい」と話した。

練習ラウンドは前日とこの日、1ラウンドずつ消化。ツアー最長ヤーデージとなるコースについて「長いホールが多いので、そこをパーでしのぎ、チャンスにつけたところでどれだけバーディーを取れるか」と印象を語った。一方で、優勝スコアを「20(アンダー)手前。15(アンダー)は行くかな」と予想。今季の部門別ランクで現在、パーセーブ率とリカバリー率が1位。「それはビックリです。でも、武器のフェアウエーキープ率が9位なんで、そこを上げていきたい」。ミレニアム世代の手堅いエースは最終日に20歳130日。優勝すれば、畑岡奈紗、宮里藍に次ぐ歴代3番目の若さで今大会初Vとなる。