渋野日向子の一問一答

-第1ラウンドを振り返って

渋野 17番までノーボギーで回っていたことが、すごくビックリなぐらい自分でも何か落ち着かない感じで回っていた。その中で、17番でボギーを取った時は若干、安心した感じでした(笑い)。

-昨日(25日)「ショットを振り切りたい」と言っていたが

渋野 全体的に、ティーショットもかなり振り切れたと思う。セカンドも思い切って打つところは打って、抑えて打つところは打った。何度かパーオンしていないホールもあるけど、しっかりとそこは、外していいところに外せたというか。グリーンに落としたら、かなり奥に行ってしまう場合があったので、ちゃんとそれをキャディーさんと考えながらやっていたのが、このスコアにつながったんじゃないかと思います。

-昨日、今年を振り返って「粘」「粘り強く」と言っていたが、その通りにできたか

渋野 そうですね。難しめのラインもあったり、高麗グリーンなので、跳ね方も変わってくるし、芽もかなり強いので、そういうのも考えながら打っていた中で、しっかりとOKパーの位置に寄せられたのが多かったので、そこはすごく粘っていたと思います。

-ラウンド中にキャディーの方と談笑するシーンも多かったが

渋野 どういうゴルフをしたいという話は、特に自分からはしていないのですが、初めてのキャディーさんではあったけど、私のこともちゃんと数字(データ)とかで見てくれていたので、私がしやすいようにマネジメントしてくれたり、パッティングのライン読みも、かなり参考にさせていただいて、ずっと聞いていたので、それがよかった。話といっても、しょうもない話しかしていない感じ。しょうもないことを言われて、それで「何言ってるの」と笑ったり、本当に和気あいあいとできました。

-グリーン上で必ず飲み物を差し出されていたが、そういうのが良いリズムを生んだことはあったか

渋野 最近、そうやって毎ショット、毎回パターする前に、キャディーさんにドリンクをいただいているんですけど、そうすることによって、たたいていたとしても気分が落ち着く。リズムが速くなってしまう悪い癖があるので、そういうのをドリンク飲むことによって、いったん抑えられる。そういうメリットがあると思ったので、今回も持ってきてもらえてよかった。

-第2ラウンドは

渋野 現時点ですごくいい位置にいるので、明日(第2ラウンド)からも、かなり緊張感の中でやれると思いますし、久しぶりの位置ではあるので、自分も舞い上がってしまうところはあると思うんですけど、今自分にできることを最大限できるように、18ホール回れたらいいなと思います。