首位と4打差の9位から出た申ジエ(33=スリーボンド)が最終日最高の66で回り、通算10アンダー、206で並んだ全美貞(38=フリー)との韓国対決となったプレーオフを制して昨年との統合シーズン3勝目をあげた。日本ツアー会員として25勝、米ツアーを兼ねたものなどを含めると日本で27勝目となった。

申ジエが母国の先輩、全との4ホール、約1時間におよぶプレーオフを制した。今大会は14年から3連覇するなど得意としており、プレーオフも4連続バーディーで決着をつけた。目標は日本ツアー会員として30勝到達で獲得できる永久シードで、残り5勝に。10年には世界ランキング1位となるなど実績十分のベテランは「先輩として良い影響力を与えられれば、日本ツアーにはこれからもたくさん良い選手が出てくると思う。頑張ります」と今後の活躍にも意欲をみせた。

<申ジエの優勝クラブ>

▼1W= キャロウェイ エピック スピード プロトタイプ(シャフト=藤倉ゴム工業 スピーダーエボリューション4 569、ロフト9度、硬さS、長さ45・25インチ)▼3W=テーラーメイドM2TOUR(15度)▼5W=同(18度)▼3番ユーティリティー=キャロウェイ エピック(20度)▼4番ユーティリティー=同(23度)▼6I~PW=キャロウェイAPEX TCBフォージド▼ウェッジ=キャロウェイ JAWS(50度、54度、60度)▼パター=オデッセイ ホワイトホット OG ♯4M▼ボール=タイトリスト プロV1