男子ゴルフで江別市出身の片岡尚之(23=フリー)が、19日から始まる国内男子ツアーの長嶋茂雄招待セガサミー・カップ(~22日、千歳・ザ・ノースカントリーGC)でツアー2勝目を狙う。プロ4戦目だった5月のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品で念願のツアー初優勝。勝利後、初の地元での試合に臨むイケメンが大会を盛り上げる。

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片岡にとって故郷の風はやはり心地いい。「久しぶりに地元に帰ってきましたけど、やっぱりいいですね」。5月にプレーヤーズチャンピオンシップでツアー初優勝を飾ってから、初めて出場する北海道での試合。自然と気持ちが入る。「前とは違う気持ちで試合に臨めるというか、やっぱり地元ということもあって注目もされていると思う。精いっぱい頑張りたい」と気を引き締めた。

舞台となるザ・ノースカントリーGCで16年、2度目の北海道アマ王者に輝いている。この優勝でセガサミー・カップの出場権を獲得したが、当時は腰に痛みを抱え予選第1日で途中棄権。悔しい思いをしたが、なじみのあるコースでいいイメージはある。「ブッシュがあったりするので気をつけて、あとはグリーンが速くなってくると思うので、ボギーを打たなければいけるかなって感じはする」と手応えはある。

“専属キャデイー”とともにプロ2勝目を狙う。昨年9月のプロデビュー戦からコンビを組んできた高校と大学の1学年後輩、笹村がキャデイーを務める。5月のツアー初優勝時は、笹村が選手として別の試合に出場していたため帯同しておらず、セルフでのプレーだった。この日、大雨が降りしきる中で出場したプロアマ戦で早速タッグを組み「地元なので2人で頑張っていきたい」。今度こそは2人そろっての勝利へ気合は十分だ。

19日から始まる予選では、国内2勝の浅地洋佑(28=フリー)、東北福祉大の1学年後輩で、今季2勝を挙げ現在賞金ランク3位の金谷拓実(23=Yogibo)とラウンドする。今大会は無観客でギャラリー不在での試合となるが「地元なので盛り上げていきたいという気持ちが強い」。新星が地元を盛り上げる。【山崎純一】

◆片岡尚之(かたおか・なおゆき)1997年(平9)12月28日、江別市生まれ。ゴルフ関係の仕事をしていた父の影響で2歳から競技を始める。札幌光星高-東北福祉大。14、16、18年北海道アマチュア選手権優勝。東北福祉大在学時の19年11月にプロ転向。20年9月のフジサンケイ・クラシックでデビュー。ゴルフ界ではサッカー元日本代表、内田篤人似のイケメンと評判。ドライバー平均飛距離290ヤード。得意クラブはパター。好きな食べ物はラーメン。趣味はユーチューブを見ること。家族は両親。171センチ、69キロ。

◆片岡のツアー初優勝 無観客開催だった5月6~9日のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品(栃木・西那須野CC)で、大混戦の中、通算15アンダー、273で制した。プロ4戦目で、首位に4打差でスタートした最終日にスコアを4つ伸ばして逆転勝ち。キャディーをつけず、昨年のルール改正以降、セルフプレーで初の優勝者となった。北海道出身選手の男子ツアー優勝は95年の高見和宏以来だった。