首位と4打差の24位から発進した松山英樹(29=LEXUS)は前日と同じく4バーディー、1ボギーの69で回り、通算6アンダー、138の17位で予選を突破した。

今大会は21-22シーズンの開幕戦。インスタートとなったこの日は「初日より少し良くなかった」とショット精度に苦しんだが、15番をボギーとしたあとの16番ではバンカーから好アプローチをみせて初バーディー。すぐにスコアを戻すと、18番でもグリーン奥のラフから寄せて2つ目のバーディー。グリーン周りの技術が光り、「安定したプレーができた」と後半も2つのバーディーを重ねてスコアを伸ばした。

ラウンド後は課題にパッティングを挙げ、「やはりグリーン上が思うようにいかないのは苦しい」と振り返った。首位との差は6打差に広がっており「伸ばさないとチャンスはない。悪くない位置なので、3日目に頑張って(最終日を)いい位置で迎えたい」と力を込めた。

首位は64をマークしたマーベリック・マクニーリー(米国)で通算12アンダー、132。2打差の2位でボー・ホスラー(米国)とミト・ペレイラ(チリ)がつけている。米男子ツアーは5日に昨シーズン最終戦を終えたばかりで、1週間のオフを経て新シーズンが開幕。来年8月末まで行われる。