堀川未来夢(28=Wave Energy)は2打差2位と、19年の国内メジャー・日本ツアー選手権以来のツアー2勝目にあと1歩及ばなかった。

最終組で首位タイスタートのこの日は2バーディー、1ボギーの71。同組だった浅地に競り負けた悔しさは当然ある。ただ、通算14アンダーで並んで迎えた17番パー4でパーだった自分に対し、バーディーを決められて「正直、これが決定打かなと思った」という。

時折イップスの症状に見舞われるパットはこの日「勝負どころで入らなかった」というものの、イメージは悪くなかった。「完成度は60、70点。うまく付き合っていくというか(症状が出た時に)引き出しを3つぐらい用意しているので、それを1つずつ出していきます。割と先が明るくなってきたし、楽しいですね」と復調の予感を感じているようだった。