首位から出た畑岡奈紗は、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算18アンダーで首位と3打差の4位に後退した。

スタートの1番パー5でグリーン手前ラフからの第3打をピン手前1メートルに寄せたがバーディーパットを外し嫌な立ち上がり。それでも2番パー4ではピン右5メートルのパットをねじ込みバーディーを奪いスコアを伸ばした。その後はなかなかチャンスにつかずパーが続いた。7番パー3ではティーショットをピン右3メートルにつけたが、パッティングを打ち切れずパー。9番パー4ではティーショット、第2打ともにバンカーにつかまり、第3打も寄らず2パット。今大会初のボギーで首位を譲った。

後半もなかなかチャンスにつけられず、15番パー4でようやく2つ目のバーディー。17アンダーとして首位と2打差に迫った。マドセンが21アンダーに伸ばして迎えた最終18番パー5では、第3打をバーディーチャンスにつけたが、パットが入らず18アンダー。

プレー終了後、畑岡は「今日はショットがちょっと、なかなかチャンスにつかず長い距離のバーディーパットばかり打っていた。今日あまり伸ばせなかったのは残念です」と話した。前半はドライバー、後半は第2打以降のショットに苦しんだが「15、17番で取ってアンダーに戻せたのは良かった」と話した。通算6勝目を目指す最終日は、首位と3打差を追う。「明日はもう1度気持ちを切り替えて、午前中からしっかり伸ばしていけるように頑張りたい」と話していた。