霧による断続的な中断で女子の7人しかホールアウトできず、桑村美穂(茨城・日本ウェルネス2年)が1アンダー71で暫定首位に立った。

最終日の13日に第1日の残りホールを加えた2日間36ホールで優勝を争う。

男子は36ホールの成立が見込めなくなり、最終日に残りホールのみをプレーし、18ホールで優勝者を決める。

また、シードを除く男子上位44人、女子同36人の全国大会個人の部(8月9、10日、栃木・サンヒルズCC)出場が決まる。

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桑村は霧の中でも自分を見失うことがなかった。名物ホールの最終18番715ヤード、パー6。「晴れていれば、3打目をウッドでグリーンを狙うところを、8番アイアンで刻んだ」。4打目でもピンが見えない中、4オン2パットのパー。「大きなミスなく、安定したゴルフができた」と胸を張った。

最終日も「無理なゴルフはしない」。狙えるところでバーディーを決め、終わってみれば優勝といきたいところだ。

◆11番を終えパープレーの春季全国高校選手権王者・隅内雅人(茨城・水戸啓明3年) 6、7番は霧で何も見えなかった。残り7ホール、伸ばせるだけ伸ばせばいいと思う。頑張るしかない。

<女子上位暫定成績>

【1位】桑村美穂(茨城・日本ウェルネス2年)=71(34・37)

【2位】高田嘩琳(東京・日体荏原1年)=72(33・39)

【3位】萩生田みらん(東京・共立女二1年)=73(35・38)

<主催>関東高等学校ゴルフ連盟<後援>日刊スポーツ新聞社ほか<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)