ツアー通算5勝で、今大会日本人最長の10年連続出場の菊地絵理香(34=ミネベアミツミ)が5アンダー、67で1打差2位につけた。

「一年を通じて一番苦手なコース。10回目だし、いいかげん攻略したいと思って、この大会に向けてアライメント(アドレスの向き)の取り方を少し変えてきたんです」

6バーディー、1ボギーのラウンドは、その成果が出た1日だ。

前週の大王製紙エリエールで37歳の藤田さいきが復活Vを飾った。「さいきさんがトレーニングを頑張っているのを見てきたんです。“私もまだまだ頑張らないと”と思わせてもらいました。今日もさいきさんが上(同じ2位)につけているので」。

藤田より年下だが、ツアーではベテランの34歳。藤田と同じミセスプロは初の国内メジャータイトルへ、意欲十分だ。