9位で出た畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)が6バーディー、2ボギーの68と伸ばし、通算5アンダー、139で、首位と6打差の5位に浮上した。この日はトップスタート。「コンディションがいい中でスタートできて、たくさんバーディーも取れたので、いいラウンドだったかな」と手応えを口にした。

2番パー5で第3打をピン約1メートルにつけてバーディー先行。3番パー4でボギーとしたが、5番パー4、6番パー3で連続バーディー。8番パー4も右に切れる難しいラインを読み切ってバーディーを取り、両手でガッツポーズをみせた。前半で3つ伸ばし「今日は3、4メートルのパットが決まってくれた」と振り返った。

後半に入り、最初はいい流れが続いた。10番パー4は約5メートルのパットを、11番パー5では約2・5メートルの左に切れる下りのラインを沈めて連続バーディーとした。「もっと勢いに乗っていきたかった」と悔やんだのは14番パー4。ティーショットを左に曲げ、ペナルティーエリアに打ち込むミスショットに。「ティーショットではちょっと届かないので、うまくフェアウエーに置きたかった」。第3打もバンカーに入る寸前のラフへ。第4打をピン約1メートルに寄せてナイスボギーとした。

オフにスイング調整に取り組んだが、この日のドライバーについては「昨日よりは良くなってきているが、まだ右に滑るボールが出る時がある。そこは気をつけたい」と気を引き締めた。首位とは6打差の5位。「明日以降もトップと離されないようにしっかり伸ばしていけたら」と意気込んだ。