16位で出た笹生優花(21=フリー)は1イーグル、3バーディー、ノーボギーの67と猛チャージで回り、通算6アンダー、210で6位に順位を上げた。

10番インスタートで、12番パー4では第2打を約80センチにつけてバーディー先行。前半は3つ伸ばして後半に突入。8番パー4で見せ場を作った。ピンまで110ヤードの第2打は52度のウエッジでピン手前に着弾。そのまままっすぐ転がり、カップに吸い込まれてイーグルを奪取した。「ずっとなかなかバーディーがこなくて、入っちゃったという感じです」と笑顔を見せた。

過去2年間のツアー優勝者が出場できる大会で、各界著名人とラウンドする。「ゴルフ以外のことで勉強になっている。すごくありがたい」。一方でハプニングもあった。4番パー3で、笹生のキャディーが同伴アマチュア選手に笹生のボールを間違って渡してしまい、同伴者はミスショットからボールは不要とばかりに池に投げ込んだ。ルールを確認後、誰も故意に行ったことではなかったことから、ペナルティーなしと判断された。笹生も「わざとではないので」と話した。

首位とは8打差。「楽しんで明日もゴルフができれば」と意気込んだ。