52位で出た桂川有人(26=国際スポーツ振興協会)が、全選手でこの日最多の9バーディーを奪う猛チャージで、一気に16位に浮上した。9バーディー、2ボギーの63と7つ伸ばし、通算7アンダー、203。将来的な米ツアー出場権獲得を目指す中、今季主戦場の欧州ツアーでもまれ、成長を印象づけた。トップ10圏内にも2打差と迫った。5つ伸ばして17アンダーとしたニコ・エチャバリア(コロンビア)が首位を守り、優勝に王手をかけた。
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ショットがさえて、桂川がバーディーを量産した。ショットが生命線のパー3は全てバーディー。しかも全18ホールのうち、パー3は通常4ホールだが、今大会のコースは変則的で5ホール。それでもお構いなしで「こんなの初めて」と笑った。5番パー3はグリーンを外しても、20ヤードからチップインで伸ばすなど勢いは止まらず「こういう日があるから頑張れる」と胸を張った。昨季は米下部、今季は欧州ツアーが主戦場。海外選手が大多数の今大会も気後れはない。プロレス好きで知られるが、きっかけとなった新日本棚橋の引退は「ちょっと悲しい」。ただ「若い選手の戦いも楽しみ」と、自身のゴルフと重ねるように話していた。

