前日からの降雨に加え、午後から天候悪化が予想されるため、第3日の中止が早朝に発表された。大会は54ホール短縮競技となる。
単独首位を走る脇元華(27=GMOインターネットグループ)はクラブハウスで取材に応じ、「4日間やりたかった気持ちもあるので複雑だけど、チャンスは広がったというか、増えたかなと思う」と前向きに受け止めた。中止の知らせは「ベッドの中で知った」。ちょうど起床のタイミングで、準備をしようとしていたときにトレーナーから連絡があったという。
ツアー初優勝が懸かる。8月のニトリ・レディースでは第3日を終えて首位に並んだものの、最終日に伸ばせなかった。その苦い経験を糧とする。「(優勝争いの重圧は)ニトリで経験した。あのときのようにならないように、明日は冷静にゴルフをやれれば」と落ち着いた口ぶりで話した。
変な緊張感はない。寝付きも悪くない。前夜も「爆睡でした」。リストバンド型の機器によれば、睡眠の質も良好。8時間たっぷり熟睡した。
優勝者には米ツアー出場権が付与される今大会。以前から米ツアー挑戦の意思を胸に抱いてきた。最終日へ向け、「明日も伸ばし合いにはなると思う。グリーンも今日の雨で止まりやすくなる。ピンをしっかりデッドに狙っていけるショットをつくりつつ、パターもショートしないよう、全部オーバー目で打っていきたい」。攻める気持ちを忘れず戦い抜く。【奥岡幹浩】

