逆転優勝を狙った木戸愛(35=日本ケアサプライ)は、最終18番パー5で、3メートルのバーディーパットを決めきれずにパーで終わり、このホールをバーディーとした桜井心那に1打及ばず、2位に終わった。

首位と2打差の3位から出て3バーディー、2ボギーの71と1つ伸ばして回り、通算8アンダー、208。最後のバーディーパットを決めていれば、桜井と2人によるプレーオフ、または桜井も18番をパーで終えていたら、神谷そら、桑木志帆、永井花奈、藤田さいきも含めた、6人によるプレーオフに突入していた。さらに、勝ちきっていればツアー史上最長ブランクとなる、13年33日ぶりの通算2勝目となっていたが、次週以降に持ち越しとなった。

ホールアウト後は、悔しさを押し殺して明るい表情をつくって報道陣に対応した。18番で3メートルのバーディーパットとなったが、その前の第3打を寄せきれなかったことに「最後のアプローチは、練習しないといけないです。悔しかったですね。(第2打で)いいところまで運べたので、ああいうのでバーディーを取れるようになりたいです」と“逃した魚”の大きさに、苦笑いするしかなかった。

今季は7月の資生堂・JALレディースでも、土壇場まで優勝を争いながら、永峰咲希に敗れて2位に終わっていた。ただ、その試合では、最終18番で、決めなければ永峰の優勝が決まる12メートルのバーディーパットを決めきり、プレーオフに持ち込んでいた。このプレーは日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から、7月の「ベストプレー」に認定され、ファンの間では「木戸の12メートル」と語り草になっていたが、その再現とはならなかった。

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