世界ランキング1位のジーノ・ティティクル(22=タイ)が、またも土壇場で優勝を逃した。
首位の王馨迎(ワン・ミランダ、中国)と4打差4位で出て、6バーディー、1ボギーの67で回り、通算19アンダーの269で1打差の2位に終わった。
首位を奪い、迎えた17番パー4の第2打をラフに入れてこの日、初めてのボギー。逆にこのホールでバーディーを奪った王馨迎が、首位を奪い返し、そのまま逃げ切った。
5月のみずほアメリカズ・オープン以来、今季2勝目、ツアー通算6勝目を逃したジーノ。勝っていれば、今季初の年間複数優勝者になっていた。
「(最終盤は)スコアを伸ばせるコースなので、バーディーを狙っていた。最終日はこれまであまり良くなかったので、いいスコアが出せたのはポジティブに考えたい」
涙はなく、努めて明るくインタビューに応じた。
7月のエビアン選手権でも最終盤まで首位に立つも、グレース・キム(オーストラリア)に18番のイーグルで追いつかれ、プレーオフでもミラクルプレーを連発した相手に屈し、悲願のメジャー初タイトルを逃していた。
14歳4カ月で17年の欧州ツアーを制したジーノは、同ツアー最年少優勝記録を更新。16歳だった20年にプロ転向を果たした天才ゴルファーで、タイが誇るスター選手。

