今年の女子は激戦が予想される。その中で大会を引っ張るのは、インターハイを制した金沢総合(神奈川)、秋の国体を制した北海道の主力がそろう札幌山の手、インターハイの準優勝で、国体でもベスト4に入っている大阪薫英女学院(大阪)の3校だろう。

 とはいえ、その3校ともが確実に準決勝の行われるメーンコートに立つとは言い切れない。金沢総合は初戦で九州王者である福岡大若葉(福岡)と滋賀短大付(滋賀)の勝者と対戦し、その後には桜花学園(愛知)が待ち構えている。札幌山の手のブロックには聖和学園(宮城)や東京成徳大高(東京)、大阪薫英女学院のブロックには岐阜女(岐阜)や聖カタリナ女(愛媛)、富士学苑(山梨)といった強豪校が待ち構えている。

 もう1つのブロックは、インターハイベスト4の明星(東京)と国体準優勝の山形商(山形)の一騎打ちが予想されるが、常葉学園(静岡)の存在も侮れない。