男子は、3冠を目指す延岡学園(宮崎)が実績では1歩リードだが、日進月歩の勢いで実力をつけてくる高校生たちだけに予想は難しい。

 延岡学園を止める1番手は第2シードの福岡第一(福岡)。インターハイ準優勝校で、ウインターカップではここ4年連続で準優勝。それだけに「今年こそ」の気持ちは強い。初戦となる2回戦は、史上最年少で日本代表入りを果たした渡辺雄太(2年)が主軸の尽誠学園(香川)と対戦が濃厚。初戦から厳しい戦いが予想される。

 渡辺と同じく高校生ながら日本代表に選ばれたのが宇都宮工(栃木)3年の橋本晃佑。203センチの大型選手ながら、3ポイントシュートを打つこともできる今大会の注目選手の1人だ。

 またシェリフ・ソウ(3年)擁する沼津中央(静岡)や、福岡大大濠(福岡)洛南(京都)前橋育英(群馬)なども上位を狙う。