競泳は8日間の日程のうち半分を終えたが、日本のメダルは渡部が女子200メートル個人メドレーで獲得した銀1個にとどまっている。日本代表の平井監督は、目標としていたメダル10個を「無理」と認めた上で「このような結果が出るとは思わなかった」と驚きを隠そうともしなかった。

 表彰台を有力視された種目で苦戦が続いている。「今のままだと大変厳しい。コーチ(陣)とよく話をして、できるだけのことはしたい」と険しい表情で話した。