14年ぶりの同種目での決勝進出を目指して塩浦慎理(23=イトマン東進)と中村克(21=早大)の2人が臨んだが、塩浦が全体11位、中村は全体13位に終わり、決勝進出はならなかった。

 塩浦はレース後「タッチの差で負けた。全力を出すしかないので、力まずにスタートして最高のレースを、と思ったけど」と悔しそうに笑い、同組で泳いだ中村と握手で違いをねぎらった。中村は「今の自分の力は出し切れた。自己ベストからは遅れたが、楽しく泳げたのでよかった」と納得の表情だった。