競泳の日本勢は金3つ、銀1つで大会を終えた。メダル総数では目標だった2桁に届かなかったが、複数の「金」で平井伯昌監督は「来年に向けて明るい兆し」と語り、上野広治強化担当常務理事も「評価できる」と前向きに受け止めた。

 平井監督は、五輪へ約1年を残して代表を決めた瀬戸と星(ミズノ)渡部(JSS立石)3選手について「思い切った強化ができるプラスの面は大きい」と期待し、瀬戸の金メダルを除いて低調だった男子には「緩みがあった部分もある」と指摘した。