女子53キロ級の吉田沙保里(32=ALSOK)が13連覇を達成した。

 決勝では3大会連続の対戦となったソフィア・マットソン(スウェーデン)を2-1で破った。五輪と合わせて世界大会16連覇を果たし、個人戦200連勝にも到達した。

 吉田は試合後「かなり研究されていて途中で負けるかもと思った。でも前の試合で後輩の(登坂)絵莉も頑張って優勝したし、勝つことができてよかった。若い子も強くなってきて不安でしょうがなかったが練習をいっぱいやってきたので」と涙ながらに話した。

 吉田は日本協会の規定により12月の全日本選手権出場という条件付きで4大会連続出場となるリオデジャネイロ五輪代表に内定した。