76年モントリオール五輪の男子日本代表選手らを中心とする日本バスケットボール推進協議会(谷口正朋会長)は20日、都内で会見を開き、日本協会の新体制の人事案に対して疑問を呈した。

 日本サッカー協会専務理事時代にセクハラ疑惑が報じられた田中道博氏が専務理事候補になっていることに、同協議会の吉田正彦副幹事長は「セクハラ疑惑は晴れておらず、おかしい」と反発した。日本協会には質問状を出し、面談も申し入れたが、返事はないという。

 日本協会の人事案は25日の評議委員会で審議される。同協議会は今後も評議員に主張を訴えていく。